DVDの「かけ流し」に効果はある?
「ただ見せているだけで、本当に身についているの?」という疑問への答えは、「やり方次第で非常に効果がある」です。
効果を高める正しいやり方
- 実体験とリンクさせる:DVDに出てきた果物や動物を、実際の生活や図鑑で見せて「Appleだね」と声をかけます。
- 親も一緒に楽しむ:子どもは親が興味を持っているものに強く反応します。一緒に踊ったり、歌ったりするのが一番の近道。
- 音だけでも流しておく:画面を見せすぎたくない場合は、DVDの音声をCDとしてかけ流すだけでも、リスニング力の土台が作られます。
かけ流しの科学的根拠
言語学者のスティーブン・クラッシェンが提唱した「インプット仮説」によると、言語習得には大量の「理解可能なインプット」が必要とされています。英語DVDのかけ流しは、映像(視覚情報)と音声(聴覚情報)を組み合わせることで、お子さまが内容を推測しながら英語を吸収する環境を作ります。
ただし重要なのは、「ただBGMとして流すだけ」では効果が限定的ということ。お子さまが映像に注目している状態で聞くのと、背景音として聞き流すのとでは、吸収度に大きな差があります。
効果を最大化する5つのポイント
ポイント1:1日の最適な時間は15〜30分
長時間のかけ流しは逆効果です。お子さまの集中力が持つ15〜30分が最適。短い時間を毎日続ける方が、週末にまとめて1時間見るよりも効果的です。
ポイント2:「見る」時間と「聞く」時間を分ける
朝食中はBGMとして英語の歌を流し(聞く)、夕方は一緒にDVDを見る(見る+聞く)というメリハリをつけましょう。
ポイント3:同じDVDを繰り返し見せる
お子さまは同じ映像を何度も見ることで、少しずつフレーズを覚えていきます。「同じのまた?」と親は飽きますが、子どもにとっては繰り返しが最大の学習法です。
ポイント4:一緒にリアクションする
週に1〜2回は親も一緒にDVDを見て、「あ、This is red!って言ってるね!」などとリアクションしましょう。親の関心がお子さまの学習意欲を高めます。
ポイント5:アウトプットの機会を作る
DVDで覚えたフレーズを日常生活で使ってみましょう。「Red apple!」「Thank you!」など、簡単なフレーズを一緒に言うだけでOKです。
かけ流しに向くDVD教材
| 教材 | 特徴 | 対象年齢 | 費用 |
|---|---|---|---|
| Sanrio English Master | サンリオキャラクターで子どもが夢中になる | 0〜8歳 | 買い切り |
| YouTube英語チャンネル | 無料で手軽に始められる | 0歳〜 | 無料 |
よくある質問(FAQ)
大画面のテレビの方がお子さまの没入感が高まり、姿勢も保ちやすいです。タブレットは一人で見る場合に便利ですが、画面が小さいため目の疲れに注意しましょう。
WHOのガイドラインでは2歳未満の子どもへのスクリーンタイムは推奨されていません。1歳未満は音声のかけ流しのみ、1〜2歳は1日15分程度の短時間視聴にとどめましょう。
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