「学校に行けない」子どもを責めないで。新しい学びの選択肢
現在、全国で不登校の小中学生は過去最多の約30万人にのぼると言われています。人間関係、学習の遅れ、学校のシステム自体が合わないなど、理由は様々ですが、一番辛いのは「みんなと同じように学校に行けない自分」を責めてしまっている子ども自身です。
「このままでは出席日数が足りなくて進学できないのでは…」と不安を抱える保護者の方に、ぜひ知っていただきたい制度があります。それが、一定の条件を満たせば「自宅でのIT学習(オンラインフリースクール)を、学校の出席扱いにする」という文部科学省の制度です。
オンラインフリースクールを出席扱いにする条件(文科省要件)
※最終的な判断は各学校の校長先生が行います。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ICT(パソコンやタブレット等)を活用した学習活動であること
- 訪問等による対面指導が適切に行われていること(オンライン面談等を含む)
- 学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
不登校生の実績多数!出席扱いに対応したオンラインフリースクール3選
この「出席扱い制度」に積極的に対応し、学校との連携実績が豊富で、子どもの心に寄り添うサポートが充実しているオンラインフリースクールを3つ厳選してご紹介します。
| スクール名 | 対象学年 | 特徴 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|
| クラスジャパン小中学園 | 小・中 | 不登校支援に特化。学校との連携(出席扱い申請サポート)が極めて強い。 | 確実に「出席扱い」を目指し、学校とのやり取りをプロに任せたいご家庭 |
| ティントル(Tintle) | 小・中・高 | すらら等の無学年教材と、プログラミングなどの「やりたいこと」を両立。 | 勉強だけでなく、ゲーム制作やイラストなど自分の好きなことで自信を取り戻したい子 |
| SOZOWスクール | 小4〜中3 | 「メタバース(仮想空間)」に登校する、全く新しいタイプのスクール。 | 同世代の友達との繋がり(居場所)をオンライン上で見つけたい子 |
1. クラスジャパン小中学園:出席扱いを目指すならここ
不登校の小中学生を支援することに特化したオンラインスクールです。最大の特徴は、保護者に代わって「出席扱い」にするための学校との連携を強力にサポートしてくれる点です。
専任の「ネットティーチャー」が子どもの日々の学習計画を立て、その学習履歴を月に一度「学習レポート」として学校の先生に提出してくれます。出席扱い制度についての知識がない学校に対しても、制度の説明を含めてサポートしてくれるため、保護者の精神的負担が大幅に軽減されます。
2. ティントル(Tintle):勉強+「好きなこと」で自信回復
オンライン家庭教師のWamが運営するオンラインフリースクールです。「すらら」などのAI無学年教材を使用して基礎学力を補いつつ、プログラミングやイラスト制作などの「自分の好きなこと」を深掘りできるカリキュラムが用意されています。
不登校の子どもは自己肯定感が下がっていることが多く、「自分にもできることがあるんだ」という成功体験が非常に重要です。ティントルは、勉強以外の才能を認めて伸ばしてくれるため、子どもが笑顔を取り戻すきっかけになります。もちろん、出席扱い制度の申請サポートも完備しています。
3. SOZOWスクール:メタバース空間が「第二の学校」になる
「自宅での学習だけだと、どうしても孤独になりがち…」という悩みを解決するのがSOZOWスクールです。子どもたちは自分のアバターを作成し、バーチャル空間(メタバース)上にあるキャンパスに登校します。
そこでは、チャットや音声で他の生徒とコミュニケーションを取ったり、一緒にプロジェクト(マイクラで街を作るなど)に取り組んだりすることができます。「対面のコミュニケーションは怖いけれど、オンラインのアバター越しなら話せる」という子どもは多く、安心できる居場所として機能します。
まとめ:学校以外の「居場所」が子どもの心を救う
子どもが不登校になると、親としては「なんとかして学校に戻さなきゃ」と焦ってしまいがちですが、無理矢理登校させようとすると、子どもの心はますます固く閉ざされてしまいます。
大切なのは、「学校に行かなくても、学ぶ場所と繋がる場所はある」と伝えてあげることです。オンラインフリースクールは、自宅を安心できる基地にしたまま、少しずつ社会と繋がっていくための素晴らしいステップになります。
どのスクールも無料相談を実施しています。「出席扱いにできるか不安」という学校との連携に関する悩みも含めて、まずは一度、専門家に相談してみてください。