3〜4歳

「国語力」がないと算数も伸びない?読解力を育てるおすすめ通信教材・アプリ5選

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算数の文章題が解けない本当の理由は「国語力」にある

「うちの子、計算は得意なのに算数の文章題になると全く解けないんです…」というお悩みをよく耳にします。実は、小学校中学年以降で算数につまずく子どもの多くは、算数の能力ではなく「国語力(読解力)」が不足しています。

「Aくんはリンゴを5個持っています。BちゃんはAくんより3個多く持っています。合わせていくつですか?」という問題で、「多く」という言葉を見落として単純に5+3=8と答えてしまう。これは、文章を正しく読み取り、頭の中で状況をイメージする力=『読解力』が育っていない証拠です。これからの時代、AIが計算や情報処理を肩代わりしてくれるようになればなるほど、人間にしかできない「文章の行間を読み取る力」「相手の意図を正確に理解する力」が最も重要視されるようになります。

「本を読みなさい」と言っても読解力は育たない

親がよくやってしまう失敗が、無理やり本を読ませようとすることです。活字に慣れていない子に長文を読ませても、文字の上を視線が滑っているだけで内容は全く頭に入っていません。読解力を育てるには、以下の3つのステップが必要です。

  • 短い文章から始める:まずは2〜3行の短い文章から「誰が」「どうした」を正確に抜き出す練習をする。
  • 要約させる:「つまり、どういうこと?」と、自分の言葉で言い換えさせる。
  • 書く(アウトプットする):読むだけでなく「自分の考えを書く(作文)」ことで、初めて国語力は定着する。

楽しく文章に触れる!読解力・作文力特化のおすすめ教材5選

読解力は一朝一夕には身につきません。だからこそ、子どもが苦痛に感じないよう「マンガ形式」や「ゲーム感覚」を取り入れた教材を選ぶことが重要です。ここでは、国語力・読解力を根本から引き上げてくれるおすすめの通信教材・アプリを5つ厳選しました。

教材名 最大の特徴 こんなお子様におすすめ
ぶんぶんどりむ 作文特化。齋藤孝先生監修で「書く力」から「読む力」を育てる。 日記が「楽しかったです」の1行で終わってしまう子。
名探偵コナンゼミ ナゾトキをしながら国語の読解問題を解く。圧倒的な楽しさ。 活字を見るだけで拒否反応を示す、活字嫌いな子。
Z会 小学生コース 良質な長文と、記述式の問題が豊富。添削の質が極めて高い。 中学受験の国語(長文読解)を見据えた本格的な力をつけたい子。
進研ゼミ(考える力・プラス講座) 算数や理科の知識を使って、論理的に文章を読み解く総合的な講座。 学校のテストはできるが、初見の文章題になるとフリーズする子。
スマイルゼミ 漢字の読み書きの自動判定と、漢検対策が秀逸。 まずは国語の基礎である「漢字」や「語彙力」を固めたい子。

1. ぶんぶんどりむ:作文嫌いを「書くのが大好き!」に変える魔法

「読解力」を鍛えるための最短ルートは、実は「たくさん読むこと」ではなく「自分で文章を書くこと(作文)」です。自分で論理的な文章を構築できる子は、他人の書いた文章の構造も瞬時に読み取れるようになります。

「ぶんぶんどりむ」は、「声に出して読みたい日本語」で有名な明治大学の齋藤孝教授が監修している作文特化型の通信教材です。毎月送られてくるテキストはマンガ形式でスラスラ読めるようになっており、「いきなり原稿用紙に書かせる」のではなく、「まずは短い穴埋めから」という非常に丁寧なスモールステップで進みます。毎月提出する添削課題には、赤ペンコーチからの手書きの温かい励ましがビッシリと書かれており、子どもは「自分の書いたものが褒められた!」という強烈な喜びから、書くことへの抵抗感が完全に消え去ります。

2. 名探偵コナンゼミ:ナゾトキの没入感で長文もスラスラ読める

「本なんて絶対に読まない!」という活字アレルギーのお子様に、無理やり読書をさせるのは逆効果です。まずは「文章を読むと、面白いことがわかる」という体験をさせる必要があります。そこで圧倒的な力を発揮するのが「名探偵コナンゼミ」です。

パソコンやタブレットで取り組む「ナゾトキコース」では、コナンたちと一緒にストーリーを進めながら、国語や算数の知識を使った謎解きに挑戦します。「謎を解きたい(犯人を当てたい)」という強烈なモチベーションがあるため、子どもは普段なら絶対に読まないような少し長めの解説文やヒントも、食い入るように読み込みます。「気づいたら国語の読解問題を解かされていた」という状態に持ち込める、非常に優れたシステムです。

3. Z会 小学生コース:中学受験レベルの「本格的な読解力」を養う

学校のカラーテスト(単元テスト)は100点が取れるけれど、実力テストや全国模試の「初見の長文」になると途端に点数が取れなくなる…。そんな「少しハイレベルな読解力」を求めているご家庭にはZ会が最適です。

Z会の国語は、「なぜ主人公はそう思ったのか?」「筆者の主張はどこか?」といった、表面的な文字を追うだけでは解けない良質な記述問題が非常に多く出題されます。選択肢から選ぶのではなく、「自分の言葉で言語化して解答欄に書く」という厳しいトレーニングを毎月繰り返すことで、圧倒的な国語力が身につきます。添削指導も非常に丁寧で、「どう考えれば正解に辿り着けたのか」というプロセスをしっかり教えてくれます。

4. 進研ゼミ(考える力・プラス講座):「論理的思考力」で算数の文章題も克服

「国語だけでなく、算数の長い文章題や、理科の実験結果を読み取る問題に弱くて困っている」という方におすすめなのが、進研ゼミのオプション講座である「考える力・プラス講座」です。

この講座は教科の枠を取り払っており、「与えられた情報(文章・図・表)を正確に読み取り、自分で論理的に考え、自分の言葉で表現する」という、まさにこれからの時代に最も必要な力を鍛えることに特化しています。毎月赤ペン先生による記述問題の添削があるため、「なんとなくわかっているけれど、うまく言葉にできない」というもどかしさをスッキリと解消してくれます。

5. スマイルゼミ:読解力の基礎となる「漢字・語彙力」を徹底強化

読解力が低い子どもの中には、「そもそも文章の中に出てくる漢字や言葉の意味(語彙)がわかっていない」というケースが多々あります。「語彙力」という強力な武器を持たずに長文読解に挑むのは、丸腰で戦場に行くようなものです。

スマイルゼミはタブレット学習の強みを最大限に活かし、「漢字の読み書き」の判定が非常に厳格で正確です。トメ・ハネ・ハライをしっかり書かないと正解にならないため、紙のドリル以上に正確な漢字力が身につきます。また、漢検(漢字能力検定)対策のアプリが無料で標準搭載されており、目標に向かってゲーム感覚で語彙力を増強していくことができます。まずは基礎を固めたいお子様には最強のツールです。

まとめ:読解力は「すべての教科」の成績を上げる魔法の鍵

国語力・読解力は、英語や算数のように「公式を覚えれば明日から突然点数が上がる」という性質のものではありません。だからこそ、親は焦らずにじっくりと腰を据えて、子どもに寄り添う必要があります。

しかし、一度確固たる読解力を身につけてしまえば、算数の文章題も、理科の実験考察も、社会の資料読み取りも、すべての教科の成績が連動して面白いように上がっていきます。「作文」や「謎解き」など、お子様が楽しんでアプローチできそうな教材から、ぜひ国語力強化の第一歩を踏み出してみてください。