今日の教室風景

自分の意見を発言できる子になるには

恭子先生
恭子先生

みなさん、こんにちは。

上永谷の個別塾・阪東橋の個別塾 シンクスの教室長 菅野恭子です。

 

うちの子、発表が苦手なんだけど大丈夫かしら?

発言が苦手なわが子が心配。

そんなお悩みをお持ちの親御さん、決して少なくないのでは? 2020年の教育改革について何かと耳にする機会も多いと思います。授業の形についても、一方通行の講義形式から子どもたちが主体的に参加するアクティブラーニングという形になるとされています。

グループワークやディベート、ディスカッションという形式が増え、当然評価の対象になるでしょう。

たとえば、

  • 発言が苦手な子
  • 自分の意見がぼんやりしている子
  • 言われたことはしっかり覚えることはできるけれど主体的に動けない子

などは、アクティブラーニングの場では、高い評価がもらえなくなってしまいます。

発言が苦手なのは、もともとの性格だから仕方ない?

人前で自分の意見を言うのが得意な子もいれば、苦手な子もいます。持って生まれた性格も、もちろん影響するでしょう。

でも、ある程度は訓練で克服できます。

はいはいはいはい! と元気に手を挙げる子に比べたら、控え目な子は目立ちません。でも、おとなしく自己主張しないながらも、求められれば自分の意見をしっかり言える子もいます。もともとおとなしい子でも、

  • 自分の意見を持っているか
  • 発言に慣れているか

という二点を抑えておくだけでも、発言に躊躇しない子になると思います。

発言できる子にするために

まだ苦手意識が芽生えていない低学年のうちから訓練を積めば、克服はたやすいです。

そのためには、発言したことが否定されない安心な場で訓練を積むことが必須だと、私は考えています。否定されたり嘲笑されたりする場では、安心して発言することができず、苦手意識が生まれてしまいます。

安心できる場所でのびのび発言し、まずは自信をつけることが大切でしょう。

シンクス上永谷教室での試み

先日、上永谷教室でちょっとした試みをしてみました。

ストーリーキューブを使い、ひとり30秒程度のお話をしてもらうというというもの。

ストーリーキューブは、サイコロのようなものが9つ入っていますが、すべて絵が描かれています。飛行機や虹、リンゴ、花、家など、子どもにとって身近なものがほとんど。

このサイコロを投げてもらい、出た絵をテーマにして話してもらいます。

年長さんと小1のふたりに協力してもらいました。

まず、はじめに出たのは飛行機。

年長さんの男の子が、飛行機に乗ったときにいちばん覚えているのは、耳がキーンとしたことだと話してくれました。

また、小1の女の子は、リンゴの絵が出ました。

この子は、果物の中でリンゴがいちばん好きで、家族でリンゴ狩りに行ったときは、自分がいちばんリンゴを取ってきたと話してくれました。

ひととおり話が終わったあとで、私から質問を出します。

飛行機だったら、

  • 今まで飛行機には何回乗ったことがありますか?
  • 飛行機でどこに行ったか覚えてますか?

など。これは、作文指導の際、書くことを深めていくための対話と同じ手法です。質問により、あらゆる角度から出来事を見返すことができるので、自分ひとりでは思い出せなかったネタが芋づる式にポンポン浮かんでくるのです。

私が質問をしたあとは、同様に、生徒さん同士で質問をしてもらいました。

質問をするとなると、相手の話にじっと耳を傾ける必要があります。

すると、人の話を聞く姿勢も自然と芽生えてきます。

単に発言できるだけでは、今後のアクティブラーニングの場においては不十分でしょう。なぜなら、発言によって自分の意見を表現するとともに、人の意見にも耳を傾け、その上でなにがいちばんよい方法なのかを導くところまで求められるからです。

この試みは、

「もっとやりたいもっとやりたい!」

と大盛況でした。このように、発言する機会、人の発言を聞く機会、質問する機会をバランスよく作ることができる場を設けていきたいと強く感じました。

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まずはお気軽にご相談ください

大人と話すのが苦手…。

ほんとうは意見があるのに言えないため先生に誤解されやすい…。

どうしてもっとはきはきできないのかしら…。

などなど、おとなしい子に対するお悩みは尽きませんね。

発言が苦手の前に、まずはそういった小さなハードルを越えなくてはという場合もあるでしょう。

まずは、お話ししにいらっしゃいませんか? 話すだけでも解決策が見つかることもあります。

どうぞお気軽にお問い合わせください。