男の子と女の子ってこんなに違うの? 違いがわかれば子育ても変わる

一姫二太郎という言葉があります。

これは、子どもを生むなら一人目が女の子、二人目が男の子が理想的だという意味です。

その理由は、女の子は病気になりにくいし何より育てやすいから。
初めての子育ては、母親にとっても何かと大変なことが多いですから、育てやすい女の子がよいというわけです。

みなさんも、女の子の方が育てやすいと思いますか?

育てやすと言われるのはなぜなのでしょう?

さらに、男の子と女の子では、どんな違いがあるのでしょう?

インドの伝統的医学、世界三大医学のひとつとされているアーユルヴェーダの見地から、その違いを考えてみたいと思います。
参考にしたのはこの本。
『男力と女力でわたしが変わる アーユルヴェーダに学ぶ性と生』

著者は、アーユルヴェーダ関連の著書を多数持つ医学博士の蓮村誠先生。

男女では、そもそも性質がまったく違う

さきほどご紹介した『男力と女力でわたしが変わる アーユルヴェーダに学ぶ性と生』より、男の子の女の子の根本的な違いについて書かれている部分がありました。

まずは違いを見ていただけたら。

男の子の行動の背景にある法則

  1. やりたいからやる
  2. 飽きるまでやめない
  3. 命の危険ぎりぎりまでやるのが格好いいと考える

女の子がもっとも気になること

  1. つねに自分がまわりからどのように見られているかを意識している
  2. 周囲との関係でどう動けば自分にとってより幸福な現実をつくることができるのかを考える

なにやら、生きている世界が違うようですね(笑)

男の子の持つ傾向

男の子は、つねに自分の欲望を満たすことが最優先、欲望が満たされるなら多少危険があろうが続けるし、失敗しても飽きていないなら続ける性質を持っていると言えそうです。

具体的に考えてみると、男の子はちょっとやそっとでは言うことを聞きませんよね。

「やめなさい!」

そう注意されて素直にやめる子はあまりいないのでは?

先ほどの”男の子の行動の背景にある法則”にあてはめて、男の子の心の中をつぎのように想像しました。

やめないことでお母さんに叱られても、自分の評価が下がるとか、自分が嫌われる、という発想がないのかもしれません。
他人から見た自分は? という感覚すらないのかも……。

また、ちょっと叱られたくらいで母親の愛情が離れることがない、母親と、母親の自分への愛に対する絶対的な信頼もあるような気がします。

もちろん、全部の男の子にあてはまるわけではないでしょう。
しかし、全般的にこのような傾向があるのは間違いなさそうです。

男の子特有の単純さ。

それが、育てる側の母親には「かわいくてしかたない」につながるのでしょうね。

なぜなら、女性の世界は、もっと複雑でドロドロしていますから(笑)

それは、女の子の持つ傾向で探ってみましょう。

女の子の持つ傾向

自分の欲望に忠実な男の子に対し、今度は女の子の傾向を見てみましょう。

女の子は、周りから評価を得られることや愛情をもらえることをが最優先で、そのためなら自分の欲望も多少犠牲にできる生き物のようです。

自分自身が自分に満足していればそれでOK,というような生き物だった男の子とは反対で、女の子は、周囲からの評価が何より大切。

つねに、周りという存在を意識しているのでしょう。

そういう意味では、女の子は幼いころからすでに女性なのですね。

女の子が育てやすいというのは、男の子に比べて親の言うことを聞くからというのも一因でしょう。

言うことを聞くのはなぜか、女の子の特質から考えるとつぎのようになります。

(ほんとうはやりたいんだけど)言うことを聞かないと、面倒な子だと思われるから、やめておこう

(ほんとうはやりたいんだけど)言うことを聞かないと、嫌われるから、やめておこう

男の子との決定的な違いじゃないでしょうか。

自分の欲望よりも周囲の目や周囲からの評価の方が勝ってしまう。

多かれ少なかれ、女の子にはこの傾向がありますよね。

女の子のいちばんの欲望が、実は、周囲から愛されることなのかもしれません。

また、女の子はグループを作っては仲間はずれをしたり、思いもよらない悪意に満ちた悪口を言ったりしますね。

それは、子どもなりに自分の幸せのためにどう動けばよいのか、頭を働かせた結果なのではないかと思います。

自分の居場所を作るためにどうしたらよいか……

自分が向上しよう、というよりも手っ取り早く他の子を貶める方法。

女性のイヤな部分ではありますが、もうこれは、本能で選んでいるのかもしれませんよね。

持って生まれたものとしてこんな性質があると理解していると、また対応も変わってくるかもしれません。

知っていると対応の仕方も変わってくる

たとえば男の子。

何度言われてもやめない理由に、そもそも男の子の性質があるのだと理解していたら、それに合わせた対応の仕方を考えていけますよね。

逆に女の子。

行動の裏側に、周りに嫌われたくない、評価されたい、そんな思いがあるのだとしたら、ほんとうはどうしたいのか、行動の裏側にある思いを汲んであげることができるかもしれません。

特に性質上、女の子の育て方には注意が必要かと思います。

天真爛漫、無邪気に見えるこどもでも、実はその裏には精一杯の訴えが隠れているのかもしれません。