先生のひとりごと

子どもが表現力を身につけるのに必要なこと

恭子先生
恭子先生
みなさん、こんにちは。

シンクス上永谷教室、阪東橋教室の教室長 菅野恭子です。

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今日は、シンクス上永谷教室からです。

梅雨入りしたとのことで、朝から雨でしたね。

教室からの景色も、雨模様。

さて、昨日は、

勉強するにもお作法がある⁉「学習の作法」

という記事を、書きました。

とりあげた一冊、「学習の作法(増補改訂版)」のあとがきの部分に、考えさせられる部分がありました。

今日は、そのことをお伝えしたいと思います。

とくに、未就学児のお子さんをお持ちの方には、ぜひ読んでいただきたいです。

入試改革で公平感が消える?

いままでの勉強は、知識量がものを言いました。

知識偏重は、思考力が伸びないとか実社会で役に立たないとか、マイナス面ばかりに焦点が当たりますが、実はプラス面もあります。

それは、公平であるという点。

努力が結果に結びつきやすいという点で、どの生徒にも公平だと言えます。

ところが、2020年の教育改革では、思考力や表現力、さらに、主体性や多様性までも求められるようになります。

こうなると、教育に熱心かつお金をかけられる家庭に育ち、十分な表現力の訓練を積むことができる生徒のみ、有利になってしまうのではないか、というわけです。

表現が苦手はこうして作られる

書きたいことはあるのだろうけれど、なかなか書くことが決まらない。

長いあいだ作文を指導して、確実に何割かはこういう子がいると実感しています。

作文の書き方は、学校で一から教えてもらうわけではありません。

でも、学校行事のあとや、学年の節目などには必ず書かされるのではないでしょうか。

採点の基準もとてもあいまいで、先生の判断にゆだねる部分が多く、そのため先生の期待する内容でなかったりすると、よい評価をもらえないという場合もあるようです。

素直に書いた作文が、思いがけず悪い評価だったら……作文を書くこと自体いやになってしまいます。

このような経験が重なると、

「こんなこと書いたらダメなんじゃないか……」

「前にあのこと書いたら叱られたし……」

と、表現することにブレーキがかかり、苦手になってしまうのです。

どのようなことを書けば大人が喜ぶか、賢い子はそこまで先回りして書くこともできます。

反対に、素直で子どもらしい子ほど、かわいそうな目にあっているような気がします。残念なことですが。

表現が苦手になる一因は、否定されるから。

これは間違いないと思います。

表現力を伸ばせる家庭とは?

学習の作法(増補改訂版)」の著者、天流さんは、このように言います。

環境の中で表現力にもっとも影響するのは、「誰かが話に耳を傾けてくれるかどうか」

それも、肯定的にとらえてもらうことがポイントだと。

先に書いたように、表現が苦手になる一因は否定されることですから、肯定的にというのは、なによりも大切だと思います。

ちょっとしたおしゃべりであっても、肯定されていると思ったら、スムーズにリラックスして会話が弾みますよね。

否定されてばかりだったら、心を閉ざし、その相手とは距離を置きたくなるのが一般的な反応ではないでしょうか。

とくに子どもには、のびのび自由に表現を楽しむことが第一なはず。

となると、

どんな話をしても、肯定され受けいれられていると感じられる家庭

が、表現を伸ばせる家庭といえそうです。

わかっているけど、親にも余裕がない

もちろん、そんなこと言われなくてもわかってるわよ!というご家庭も多いと思います。

とくに子どもと関わることが多いお母さんは、仕事に家事に、毎日大忙しです。

いつも笑顔で子どもの話を肯定して聞いてあげるのが難しいときもあるでしょう。

「ねえねえ、お母さん、聞いて~」

と言われても、

「今忙しいから後でね」

と、上の空で返してしまうことだってありますよね。

私自身も、長いあいだ仕事をしながら子育てしてきたのでその大変さは痛いほどわかります。

わかるからこそ、いつも笑顔で子どもの話を肯定して聞いてあげるという役目を、お母さんにすべて押し付けるのは酷だなあと思うのです。

逆に、親じゃないほうが向いている役目というのもあります。

おじいちゃんおばあちゃんが優しく相手をしてくれるというのはそのよい例ですよね。

身内以外に、親身になってあたたかく話を聞いてくれる大人がいたら、それで十分、子どもの表現力を伸ばすことができるのではないでしょうか。

自分の話をちゃんと聞いてもらえた!受け入れてもらえた!

そんなふうに思うことが増えたら、表現することも楽しくなってくるはずですから。

シンクスを表現の場に

シンクスでは、いつでもお子さんをあたたかく受け入れる場所でありたいと思っています。

作文指導ではもちろん、書くことを引き出すために、たくさんお話しをしてもらいます。

私は、どんなお話しも否定しません。

すると、次から次へとお話しを続けてくれる子もいます。

どんなことを思ったのか、なんでそうしたのか、そんな質問を挟みながら、十分に心の中のことを表現してもらっています。

作文に限らず、どの子にも、こうした表現する機会を持ってほしい。

それが、私だからできることのひとつで、他の塾にはできないことだと思っています。

 

いつも笑顔で子どもの話を肯定して聞いてあげることが大切だとわかっていてもなかなか難しい。頑張ろうとするとかえってできない自分にイライラしてしまう。

そんなお悩みを持つお母さんは、ぜひ、シンクスにまかせてください。

ぜひ体験学習を受けてみてください

シンクス上永谷教室、シンクス阪東橋教室では随時、体験学習を受け付けています。

5教科のシンクス学習と作文のクラスです。

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